週刊少年ジャンプの感想

週刊少年ジャンプの感想に関する記事です。

 
2008/05/29(木)
サスケと闘う直前、イタチ兄さんが現実と幻について意味深なことを言っていました。曰く、お前が現実と思っているものは幻かもしれないんだぜ・・・と。それを見て、イタチ兄さんは現実と幻のはざまに達観して立つ人なんだと思いました。でも、こうして事の真相が明らかになった今、むしろイタチ兄さんは誰よりも現実的だった、という思いにかわりました。サスケは最後までイタチ兄さんの「幻術」を破ることはできなかった。なぜか。それはイタチ兄さんの現実のほうがより深かったからです(そういえば・・・某福本漫画で、西の原田が天に敗れたのも同じ理由でした)。

波の打ち寄せる海を見ながら、サスケは何を思ったのでしょう。結局、自分のこれまでの航路は、イタチ兄さんの幻術の中で右往左往していただけなのか。イタチ兄さんの見てきたものは、この海のように深いものだったのか。あるいは、イタチ兄さんの作り出した幻は、愛が名を変えただけの真実だったのか・・・。


PSYREN-サイレン



そういえばこの漫画って公式的にはサスペンスというジャンルだったんですね。なんとなく漂流教室のような未来ものだと思っていました。飛龍の必死の思いは、禁人種の印を埋め込まれたタツオには届かなかった。いや、届いたかもしれない。届いたからこそ、飛龍の急所をわずかに外した・・・これは来週になってみないと分からない。

ひごろ、明るい未来を描きたいとか言っているくせに、実はこういう殺伐とした世界観が好きであります。ただ、この好き、を言葉で表現するのが上手くできない。仕方なく、ふらふらと・・・。
2008/04/27(日)
ヂートゥの件については、ただ呆然といたしました・・・キャラ的に意外と人気あると思うし、確か新しい技を習得していたのになあ~。話を纏めにかかってるんだろうか、と邪推せずにはいられない。ゼノとかシルバとか出てくるのも、話が広がる方向とは逆を行っているということですし。ここらへんで、ハンターはキメラアント編で終わる、という人目を引きそうな説をひねり出して検索上位に持ってくる(この手は以前使いました。その方法については後ほど詳述いたします)のも面白いかと思います。

個人的に、ジャンプ漫画に関しては、差し出されたものを素直に受け取って最大限にそれを楽しむというスタンスですから、今週のハンターについても、キルアの針(イルミの呪縛)についてちょっと考えてみました。すなわち、あの針は、ゾル家がキルアに対してできる全てである、と。つまりキルアはもはやフリーなのです。なぜならば、キルアくんは全力をかけてあの針を取ったのですから!

いまごろ21号の分を書いています。今週はちょっと時間ありませんでした(TT)
2008/04/18(金)
ジャガーさんというのは、典型的な「カリスマ」を備えているとも言える。Wikiによると、「カリスマ」とは、非日常的・超人格的・超自然的な資質を有する者」。そのカリスマこそが、個性派ぞろいのガリプロ「ふえ科」を団結させるキーのようです。

Wikiによると、「カリスマ」という言葉は、もとはといえば使徒パウロが使った言葉だそうです。パウロにとってのカリスマとは、自分の願望を実現するためのツールではなく、民衆の幸福のため個人に課せられた使命というべきものだと思われます。カリスマとは、いうなれば、他者に捧げられた人。ジャガーさんは、この観点からも「カリスマ」というに相応しい人格をもっています。というのも、「ふえ科」の講師として、あのどうしようもない不協和音をまとめあげるという使命を全うしているからです。

なぜジャガーさんは素顔を見せてくれないのか? 
それは「カリスマ」だから。
ジャガーさんは常に他人にとってのジャガーさんを演じている。
エリートのしゃっくがジャガーさんに心酔したのは、ジャガーさんの中に求道者を見出したからだと、私は愚考いたします。

「ふえ科」のメンバーは、強烈な個性ゆえに、あるいは、やる気のなさゆえに、決してひとつのハーモニーを形成することはないでしょう。不協和音しか鳴らさないオーケストラをまとめあげるには、不協和音による芸術を創りだせばよい。しゃっくやポギーといった音楽界のエリートにとって、この発想はまさにコペルニクス的転回だったと思われます。ジャガーさんとは、印象主義の作曲家にとってのエリック・サティかもしれません。

以前このブログで、ジャガーさんのピヨひこに対する執着を、天然の人に憧れる自意識の人という図式で読解しました。やっぱり、私にとってのジャガーさんは、本質的に苦悩の人なのです。ジャガーさんは「ホテルリバーサイド研究所」から救出された当初は笑いというものを知りませんでした。そのジャガーさんがなぜ笑えるようになったのか、それは、笑いが他人のためになるということを知ったからだと思います(←曖昧な記憶だけで書いているので真に受けてはだめです)。

ジャガーさんはなんで緊急事態につくしを取っていたか?
それはジャガーさんがカリスマだからです。

ハンター


ハンターも、テニスの王子様みたいに「クール」で行けばいいんじゃないかとふと思った。ナックルがブチ切れしたのも、「クール」だから。まあ本音を言うと、テニスの王子様は疲れたときに読むと癒される・・・

先回りして読むと、ナックルが自分の仕事を忘れてぶちきれたのは、ナックル自身のためになるかもしれない。というのは、この戦いの「正当性」について、ややはっきりしないところがあるように思うから。

人間に有害なウィルスやらなにやらは、人間にとって常に根絶の対象であると考えるのは、論理的に正当と言い切れるだろうか。人間が作り出した知性によって人間は全てに優先することを証明するのは、なんというジャイアン的思考? ネテロ会長はキメラアントは問答無用で撃滅すべしというジャイアニズムのスタイルのようだが、ゴンやキルアは違った。虫編は後味の悪い終わり方になる予感がする。しかしハンターの読者の多くは、一般人を満足させるための予定調和なんかには興味がないだろう。

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